サラリーマンからフリーランスとして独立後、後悔するケースもあります。
「独立」に憧れをもつ人もいるかもしれませんが、しっかりと計画を立てておかないと後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、独立後に「後悔した」という意見を紹介していきます。
意見を参考にしながら、今からできる計画・対策をおこないましょう。

独立後の後悔したことランキング

株式会社クラウドワークスが、過去に会社員経験があるフリーランス200人にアンケート調査を実施しました。
ランキング1位~10位は、以下のとおりです。
- 経済的に不安定
- 事務作業が面倒臭い
- 仕事のオンオフが切り替えにくい
- 低単価案件しかない
- 営業活動が大変
- 常に自分のスキルを磨かないといけない
- コミュニケーション能力が意外と必要
- ローンやクレジットカードの審査が通りづらい
- 老後の計画が立てにくい
- 人間関係が希薄になる
(引用元:【フリーランス200人に調査】独立して後悔したことランキング)
「独立=稼げる」と考えている人もいるかもしれませんが、実態として「経済的に不安定」が1位となりました。
SNSなどでは独立して成功している人も多く見かけますが、すべての人がそうではないのです。
以下では、それぞれの内容について詳しく解説していきます。
経済的に不安定
独立後に最も後悔しやすいのは、安定した収入が得られず経済的な不安に直面することです。
資格や専門知識を持っていても、集客力や営業力がなければ顧客を増やせず、売上が伸び悩みます。
十分な資金を準備して開業しても、固定客が付かなければすぐに資金が底をつき、事業継続が困難になるケースも。
開業当初は赤字が続くことも珍しくなく、資金繰りがうまくいかないと精神的にも大きな負担となります。
事務作業が面倒臭い
独立後に想定外だったと感じやすいのが、事務作業の煩雑さです。
独立後、特に一人の時期は、以下の業務が発生します。
- 経理や記帳
- 請求書の発行
- 電話やメール対応
- 発送業務
など。
個人で事業を行う場合は、こうした雑務もすべて自分で対応する必要があり、時間や労力が予想以上にかかります。
業務が増えるほど負担も大きくなり、本来注力すべき業務に集中できなくなることもあります。
仕事のオンオフが切り替えにくい
独立すると、仕事とプライベートの切り替えが難しくなる場合があります。
自宅兼事務所で作業する人は特に、終業時間を決めずに働き続けてしまいがちです。
顧客対応やメールチェックがいつでもできる環境では、気づかないうちに休日や夜間も仕事に追われることがあります。
結果的に休息を取る時間が減り、体調を崩す人も少なくありません。
低単価案件しかない
独立直後は高単価案件を受注するのが難しく、低単価の仕事ばかりになりやすい傾向があります。
経験や人脈が少ないうちは、価格交渉ができず、収入が思うように増えません。
特に競合が多い業種や市場では、価格競争に巻き込まれやすく、安い報酬でしか仕事が得られないこともあります。
営業活動が大変
独立すると、営業活動の大変さに悩む方も多いです。
顧客を自分で探し、契約まで結びつける必要があり、人脈や紹介がなければ集客は一層難しくなります。
営業が苦手だと、新規案件の獲得が進まず、経営が不安定になることもあります。
さらに営業活動には時間や労力がかかるため、本業とのバランスが崩れやすくなります。
「独立して後悔した」。リアルな本音

独立して後悔している人の、実際の意見を紹介していきます。
(前略)
自由になれると思ってた。でも独立ってのは、自由の真逆だった。土日?連休?そんなもん消える。365日、頭の中は仕事のこと。何が起きても全て自分の責任。逃げ道も後ろ盾もゼロ。甘えたらそこで終了。
(後略)
引用元:X
売上が良くない時は、何年経っても 落ち込みますよ
商売は、一定している事柄でない事も
悪い日もあれば 良い日もある
悪い日の分は良い日で取り返す
わかっていても 何年経っても いつも笑っては
いられませんよ引用元:Yahoo!知恵袋
フリーランスや起業のリアルな意見です。
ストレートに「後悔している」という意見ではありませんが、独立前の参考になるのではないでしょうか。
独立で後悔しないためのポイント

独立で後悔しないためには、事前の準備が大切です。
後悔している多くの人が、勢いだけで独立してしまっています。
以下で、独立で後悔しないためのポイントをまとめましたので、参考にしてください。
独立前に副業から試してみる
独立を考えるなら、いきなり開業するのではなく副業から始める方法が現実的です。
副業で小さな案件を経験しながら、事業として成立するかを見極めることで、失敗したときのリスクを大きく抑えられます。
たとえば資格取得後すぐに開業せず、まず副業やモニターで市場の反応やフィードバックを集めて実績を積みましょう。
副業が順調に軌道に乗れば、そのタイミングで本格的な独立を目指すことができます。
お金の知識をつけておく
独立後はすべてのお金の管理を自分で行う必要があるため、開業前にお金の知識を身につけることが重要です。
会社員時代は経理や税金の手続きを企業が行いますが、独立すれば価格設定や税務申告、資金繰りなどすべて自分の責任となります。
特に士業以外の専門職はお金の知識が浅く、税金や資金管理で失敗しやすい傾向があります。
本やネット、セミナーを活用し、必要な知識を早めに習得しておきましょう。
自分の力を過信しすぎない
独立を成功させるためには自信が大切ですが、自分の力を過信しすぎるとリスクに備えられなくなります。
独立には思わぬトラブルや経営の壁がつきものです。
あらかじめ想定されるリスクや解決策を事前に調べておきましょう。
既に独立している人の体験談や失敗事例も参考になります。
成功を疑わずに突き進むのではなく、さまざまな状況を冷静にシミュレーションし、リスクヘッジの準備を怠らないようにしてください。
事業用クレジットカードを作っておく
独立を考えている場合、会社勤めのうちに事業用クレジットカードを作っておくと便利です。
独立直後は収入や信用が不十分で、カードの審査に通りにくくなることがあります。
事業用カードがあればプライベートと経費の管理が分かれ、会計処理も簡単です。
実際に独立してからカードが作れず困ったという声も多いため、早めに準備しておくと安心です。
実績をまとめておく
独立前に会社員時代や副業の実績をポートフォリオとしてまとめておくと、独立後の営業活動で役立ちます。
クライアントに実績や成果を具体的に示せることで、受注率が上がります。
過去のプロジェクトや成果物、顧客の声などを整理し、可能な範囲で公開できるよう準備しましょう。
会社の情報を持ち出す際は規則や契約内容に注意し、トラブルを避けることも大切です。
集客や営業を学んでおく
独立後はどれだけ良いサービスや商品を提供できても、集客や営業ができなければ事業が成り立ちません。
本やネットで営業ノウハウを学ぶほか、経験者からアドバイスを受けるのもおすすめです。
特に紹介や口コミの導線づくりも大切なので、人脈の構築やSNS活用など多角的に取り組みましょう。
営業や集客に自信があれば経営ノウハウや専門スキルの向上にも力を入れることができます。
貯金をしておく
独立を考えているなら、できるだけ多くの貯金を用意してください。
開業後はすぐに安定収入が得られない場合も多く、生活費や運転資金が不足すると事業継続が難しくなります。
目安として半年から一年分の生活費を準備しておくと、収入が途切れても精神的な余裕が持てます。
また、資金があれば条件の悪い案件を無理に受けず、余裕を持った営業活動も可能です。
独立後の後悔しないための対策を!
独立後は、見落としていたトラブルに直面することもあります。
これらのトラブルを事前に対策しておくことが、後悔のない独立に繋がっていくでしょう。
また、よく見落としがちなことが、健康保険の負担です。
会社員から独立すると、国民健康保険の金額が高くなる場合があります。
そのような場合には、当協会の活用もおすすめです。
当協会では、フリーランス・個人事業主でも社会保険に入れる仕組みがあります。
収入によりますが、社会保険に加入するほうがお得になる場合がほとんどですので、ぜひ一度以下のページをご確認ください。


